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タイ北部 旅は象に揺られて

【1日】

出発
はじめてのひとり旅でちょっとナーバスになっていた。出発前夜は妹のちーさんと彼氏に送別会をしてもらい、出発当日は、かなり余裕をもって高円寺駅に向かう。駅前で錠前と、アジア仕入れ旅行の本を買った。ヒマを持て余した時に読もうと思ったけれど、ひとり旅は思いのほかすることがいっぱいあって、結論からいうと旅行中にこの本を開くことはついになかった。

さて高円寺駅のホームでキャスターのゴムがないことに気づいてしまう。こういうときの忘れ物って、本当はなくても大丈夫なものでもなぜだかどうしても欲しくなってしまうのだった。ちーさんに電話してわざわざ持ってきてもらう。上野からのんびり京成の特急で行くつもりだったのに、届けてもらったらもうのんびりとは行けない時間だった。新宿からの成田エクスプレスの席を確保して高円寺を出発した。3時12分発の成田エクスプレスは4時半に空港についた。

高円寺中の先生
空港には富士銀行はないのだろうか。手近にあった三菱でお金をおろし、UAにチェックインした。飛行機に乗ってみると隣の男の人が連れのひととはなれてしまったとのこと。替わってあげることにしたら行った先は通路と窓の間だった。ちょっと失敗。

窓側のひとは精悍な感じの若いひとで、香港の日本人学校で教えて 「たこともある先生だった。今はなんとすぐ近くの高円寺中学校で働いているのだそうだ。夏休みを利用して1ヶ月アフリカに旅行するということだった。学生の頃から旅行好きでなんと今まで40カ国以上を旅したとか。バンコクの情報などもいろいろと教えてもらった。

高円寺中の井原先生の旅行のはなしを聞いているうちにすぐにバンコクにつく。トランジットでアフリカへ向かう先生とは空港で別れ、イミグレーションを通って表へ出た。出発前の不安が和らいでいた。アフリカに1ヶ月に比べたら2週間タイ旅行なんてどうってことないという気がしてきた。

タクシー
今回は迷わず外に出て、カウンターでリムジンでないタクシーに乗る。運転手のお兄ちゃんは英語がほとんど全然しゃべれないけどあかるくていい感じのひとだった。とにかくわからないけど何か話しかけてくれるのだ。彼は予約してあったサトーンヴィラを知らなかったがセブンイレブンで聞いてつれていってくれた。聞きに行く間、エンジンはかけっぱなし、車のカギもかけない。タイって安全なんだなあと思う

サトーンヴィラホテル
ホテルは一見非常にきれいで、部屋にはいってみると壁とかにややシミがあるものの総じて清潔。インターネットで「アジアトラベル」で予約したホテルだった。これで800B(2800円程度)なら全然問題ないでしょう。

おなかがすいて、冷蔵庫のビールを飲み機内で配られたピーナツを食べ、やっぱり少し心細くなってMTVと電気をつけたまま寝る。夜中に、前回一緒に来た武田ちゃんが一緒にきているという夢をみた。でも彼女は隣のベッドじゃなくて足下にエキストラベッドを入れて寝ていて、「やっぱりそっちのベッドはひとの気配しますね」とこわいこというのだった。

サトーンヴィラ
サトーンヴィラ・部屋の中

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