マラウィのンカタベイのあるレストランで、ちょっと早い晩ゴハンを食べてたときのことだ。若い奥さんがすごくちっさい赤ちゃんを抱いてはいって来たので、
赤ちゃんは眠っていただけなんだけど、元気がないのかと勘違いして、
私は”赤ちゃんは神さまからの授かりもの”っていう意味だと思って何気なく
この赤ちゃんは1ヶ月半前のある朝、バス停で放置されていたところを発見されたんだそうだ。赤ちゃんは湖のほとりのこの町の、バスターミナルの片隅で生みおとされ、うち棄てられて夜を越し、翌朝になって見つかった。熱帯の夜は時として豪雨になることもある。そうでなくても夜間は急激に冷え込むものだ。彼女がたったひとりで生き延びたのは奇跡といってもいいかもしれない。
発見されてすぐ、赤ちゃんは警察に保護された。警察は里親を捜し、奥さんのところにひきとってくれと頼みにきた。奥さんは最初少し戸惑ったけれど、結局彼女をひきとった。
「そういうことって、よくあることなの?」
「この子、あなたに会えてラッキーですね」
赤ちゃんはすくすくと育つだろう。
人生って、こういういい話を聞くためにあるんじゃないかなあと、
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