ボリビア 食の祭典

石焼スープ Sopa con Piedra
 ポトシの石焼きスープの店カラプルカ CKALAPHURKA。わずかテーブル5つ程度しかない喫茶店のような店内は、この特別メニューめあてに集まった地元のひとびとで朝早くからにぎわう。調理場からスープの皿が出て来る瞬間、店内すべて人々の目がその皿にそそがれる。たっぷりした皿にとろりとした濃いスープが盛られ、そのなかに焼けた石を放り込んで熱するという独特の料理。溶岩のようにぶくぶく泡立ちしきりに湯気をあげる皿。石にまとわりつくスープの、カレー風味のきいた香ばしいかおりがたちこめる。
 やや塩分が濃いめの味付けのため、舌を休めるために大粒のゆでトウモロコシが添えられる。具はこまかく切った肉、じゃがいも、グリーンピース。味噌に似たとろみはピーナツか。石焼きスープは午前9時から12時限定。そのあとこの店が開いてるのかどうか、何を出してるのかはさだかではない。
 行き方は、セントロ方面から向かう場合、プラザ・エストゥディエンテ前からCHAYANTA通りを一直線にくだり、20分ほど歩いて線路までたどり着いたら線路の手前を左に折れる。最初のブロックの左手の終わりに店がある。看板はないけど、黒板に店の名前が書いてある。

もうもうと湯気をふきあげるスープ

こんな石がはいっている
ポトシのステーキレストラン
 名前は忘れてしまいましたがポトシで最もお得感あるレストラン。ボリバール通りアグスティン教会からメルカドと反対側に1,2分の左側、夜になると店の入り口で網焼きをしてるのですぐにわかります。10ボリビアーノの定食はポテトサラダ、カブのつけもの、トマト、レタス、ポテトフライにジューシーなビーフ、目玉焼きとつけあわせにライスのミルク煮がでてきて大満足のお味。
ポトシのステーキレストラン
 こちらも名前は忘れてしまいましたがポトシのサンベルナルド教会からカマチョ通りをはさんだ向かいにあるマーケットの中に1軒だけあるレストラン。チキンソテーシャンピニオンソース添えは16ボリビアーノ(2.5ドル程度)と、ツーリストカフェを除いて考える限り、この国のレベルではかなりお高いのですが、出てきたチキンはみてびっくり。巨大な皿を覆い隠すかのようなほぼ半身に近いチキンは長〜いこと待たされただけのことはあってじっくりと揚げられてあって、ひとたびナイフをたてれば内側からはほんのりと湯気があがり、あふれる肉汁がそのフォークの先を濡らすことでしょう。ミラネサも同様でオススメの品。ボリビア最高の美食といっても過言ではありません。
ポトシのマーケット飯
 ポトシのプラザ・エストゥディアンテからアントファガスタ通りの急坂を下った先の右手で、土日に開いているマーケット。そのマーケットの入り口からほどなく左手に見える網焼き料理の屋台では8ボリビアーノ(120円ぐらい)で、たっぷりの野菜、ゆでトウモロコシとゆでポテト3この上に、ちょっとかたいけどジューシーに焼き上げた網焼きビーフののった定食が食べられます。ひとりじゃ絶対食べきれないのでみんな残してお持ち帰りにしています。
San Andres
 ラパスのMercado Lanzaの右手の通りを50mほどあがっていき、ボリビアミュージックやの手前を左に曲がった屋台街の左手に埋もれるようにしてあるレストラン。地階はめちゃくちゃ広い。夕食セットは3.5ボリビアーノ、通常メニューも6ボリビアーノ程度と手頃な価格。
 特におすすめしたいのはここのポヨミラネサ(チキンカツ)皿からはみだすチキンの下にはサラダとライスにポテトがたっぷり。

Arco Iris
 ラパスのポトシ通り1126番地にある定食や。昼食に6ボリビアーノでかなり満足できるセットがあります。料理は日替わりでスープは2種類、メインディッシュは4種類ぐらいの中から選べ、そのほかにパンとサラダ、デザート(たいがいバナナ)がつきます。スープだけでほとんどおなかいっぱいになりそうなボリュームなのに、あとから来るメインディッシュもハンパじゃない量!メインディッシュのつけあわせはマッシュポテト、チュニョ、ライスなどのなかから選べて心底満足。
 
ビフェ
 ルレナバケのメルカド2Fのブース番号58番の店のビフェ(ビーフステーキ)はタマネギとトマトのとろっとしたソースがかかって、普通の店のステーキとはひと味違います。
ダンボ
 サンタクルズの中心街にあるケーキレストラン。店先のウィンドウには色とりどりのケーキがそそりたち、道行くひとの視線を奪う。高さ12センチはある生クリームたっぷりのケーキはイチゴ・チョコ等各種そろって巨大な1切れ7Bs(1$強程度)。丈のひくいアップルパイやチーズタルトは5Bs、さらに小さいミニタルトやミルフィーユ風のケーキはさらにお手軽な2Bs.
 Ayachcho通り247番地、電話367077。
 ちなみに姉妹店がコチャバンバとラパスにもありますが、くつろげる雰囲気と味で満足いただけるのはサンタクルズのダンボだけかと。
 
サブローソ
 ものすごく発音のわるい主人、ものすごく愛想のわるい奥さん、ものすごく歯並びの悪い店員がやっているが味と値段だけは自信もっておすすめできる中華レストラン。特にお昼のセットはサラダとパン、たっぷりのスープ、そして何種類かから選べるメイン料理の組み合わせで6ボリビアーノ(1ドル弱)!日により甘みや苦みが違うけどだいたいおいしいレモネードは1リットル2.5ボリビアーノでこれまた激安。サンタクルズのサンタバーバラ通り、ホテルサンタバーバラから右に出て2ブロック先の角にある。サブローソはスペイン語で「おいしい」という意味だそうです。
ポヨ・アメリカーノ
 サンタクルズのバス停からカニョート通りをセントロ方面に向けてひたすら歩くと右にある店。店の表に料理の写真が出ているのですぐにわかります。主立った中華料理が12ボリビアーノ(2ドル弱)というメニューを見て少し高いな、と思ったら大間違い。2人で食べても満足できる量が出てくるのでうっかり何皿もたのんだら大変なことになります。
 
スークレの中華レストラン
 スークレのメルカドからAniceto Arce通りをはさんだ向かいにある中華レストラン。砂肝と鶏の足の先がこれでもか!これでもかこれでもかこれでもか!と入っていてたったの2ボリビアーノ(35円ぐらい)。鶏の足に抵抗ないひとはぜひ。
大同
 ポトシの造幣局跡博物館沿いにある中華レストラン大同(Daton)。ここの鶏のスープは日本酒っぽい風味がきいていてこころやすまる味。入っているヌードルは中華麺ではなくスパゲティだけど、高山病で疲れた胃を優しくいやしてくれます。焼きそばもやっぱりスパゲティだけどしょうゆ風味で炒められた具がちゃんと中華味出していて食欲をそそること間違いなし。
 
豚のソテー(チュレタ・デ・チャンチョ)
 サンタクルズの、Vallegrande通りとFigueroa通りのぶつかる6つ辻の一角に小さいメルカドがあり、その2Fにある食堂街で日曜だけの特別メニューとして10ボリビアーノ(180円ぐらい)でやっている豚ソテー定食。素揚げした巨大な豚肉にぴりっと辛みのきいたトマトソースがどっしりとかかっていて、このあと1日なにも食べなくてもすむぐらいのボリューム。味も保証つき。
鶏のスープ
 上記のメルカドで同じく日曜にやっていた鶏のスープ。日曜特別メニューかどうかは不明です。鶏のだしがよくでてるけどわりとあっさりしているスープに大きめの鶏肉のかたまりが入っていて、その上によく煮えた長ネギが載っています。
ミラネサ
 カツ。主に平たく伸ばした牛肉、たまに鶏のミラネサを置いてる店もあります。卵を衣にして揚げてある場合と、小麦粉で衣にしてある場合とあり、小麦粉の衣の場合は別に目玉焼きがつくことが多いもよう。私の好みとしてはより日本のカツに近い小麦粉の衣に目玉焼きという組み合わせがベストかな、と。
羊肉いり丼もの
 マカロニ、チュニョ、塩ゆでしたじゃがいもに、羊肉をよく煮たやや辛いスープをかけパセリを散らした料理。トマト風味のスープが羊のくどさを消し、ややひかえめな量のおかげで朝からでもさっぱり食べられさわやかに一日をはじめられるごはん。
ウユニツアーの食事
 ウユニツアー中の食事。2泊3日の行程中、ランチは3回ともサンドイッチ。夕食のパスタは標高のためお湯の温度が低いせいかべたっとしてちょっと脱力する味。スープにはキノアという細い糸みたいなものがクルっと巻いたような形の不思議な穀物がはいっていました。
ピラニア
 ルレナバケからのパンパツアーで2日目の夕食のため、参加者みんなで釣ったピラニア。釣れたピラニアは小ぶりなのばかりで食べるとこはほとんどなかったですが、油で香ばしく揚げた身は川魚とは思えないほどよくしまっていて、ヒレもぱりぱりっとかじれるぐらいに揚がっておりたいへんおいしゅうございました。
さかな
 チチカカ湖畔では漁がさかん。コパカバーナの町ではメルカドからツーリストレストランまでどこに行ってもかならずさかな料理の看板が出ています。さかなの定食にはTRUCHA(ます)と「さかな」があり、だいたい小麦粉をつけて揚げた状態で出てきます。写真は「さかな」。ちなみにお値段は「さかな」定食がメルカドとか安食堂で5ボリビアーノ(90円ぐらい)。ます定食だと倍、ツーリストレストランだとさらに倍になります。
サルテーニャ
 アルゼンチンのサルタ発祥といわれるサルテーニャ。ボリビア各地の町の路上でガラスケースに入れて売られていてほとんど1個1ボリビアーノ(17円ぐらい)。具はたいがい牛・チキンが選べ、オーブンで焼き上げたパイ生地のなかにはとろっとした甘いスープが。シロート日本人がこれを食べようとするともう中身がこぼれちゃってこぼれちゃって、汚いったらないんですよね。
 ちなみにその横の揚げてあるよく似たものの名前は知りません。中身はカレー風味に煮た角切りジャガイモやお肉などがはいっていてこちらは食べやすさ抜群。サルテーニャは甘すぎることが多いのでどちらかというと私はこっちが好みです。
 
シュラスコ
 ここボリビアでもシュラスコは食べられています。でもやっぱり串もった料理人がまわってきて切ってくれるというやつじゃなくて、シュラスコふうに焼いた肉の定食なんですよね。
 
コーンのちまき
 名前は知らないコーンのちまき。街角で蒸したアツアツを売っていて1こ1ボリビアーノ(17円ぐらい)。ちょっと甘くてぴりっと辛い、小腹の空いたときに最適のスナックです。
 
アヒ・デ・フィデオ
 アヒはとうがらし、フィデオはパスタ。ちょっと辛く味付けした、パスタのスープ煮込み。市場の朝ご飯なんかによく見かけます。
カルド・デ・レス
 ごしっとした牛肉にポテトとお米がはいったお肉の風味ゆたかなスープ。お米の種類のせいかおかゆみたいにとろっとはしていません。
プチェロ
 こちらはカルド・デ・レスとよく似たお味のスープだけどスープ自体にごはんははいっていなくて、おかゆ状に煮たごはんをあとからぼてっと入れたもの。
ポヨ・ドラード
 ごめんなさい、食べてはみましたがどうやって料理したものかわからないのです。みたとこオーブン焼きじゃないかと思うんですけど。
チュニョ
 見た目は肉系。一見すると鶏の砂肝に似ています。歯触りはじゃがいも。香りはちょっとごぼう。よく屋台めしに入っています。
とうもろこし
 チョクロと呼ばれる大粒の白いコーン。芯から粒をはずし、ゆでて肉料理などのつけあわせにつかわれることが多いようです。
かぼちゃ
 巨大かぼちゃ。ボリビアじゃかぼちゃは切り売りが基本で、1個で買ってくなんて考えただけでぎっくり腰になりそう。
グレナディン
 たねのまわりにゼリー状の身がつまったフルーツ。種をいちいち出していたらキリがないのでばりばりとかみ砕いて食べましょう。香りはやや柑橘系でほんのりとした甘み。
チリモヤ
 スペインで見たグリーンのとはぜんぜん違う真っ黒なチリモヤ。完熟のものはちょっと舌先にしびれるような渋みが残りますが、クリーミーでまろやかな味わいはちょっといちじくにも似て、あるいはドリアンにも似て絶品。
サンタクルズ銀行
 サンタクルズにあるサンタクルズ銀行では顧客のために無料でコーヒーを提供しています。カウンターと反対側の壁にいくつもコーヒーマシンがあって、小さいカップがそなえつけてあります。冷水機もあって暑い日に一休みするには最適。ただしコーヒーはすごく甘いです。
ジュース
 マーケットなんかで売っているジュース。フルーツたっぷりのフルーツパンチ系と、やわらかいゼリーに卵白を泡立てた泡雪をてんこもりにしたジェル系。味は意外に甘さひかえめ。日本とヨーロッパをのぞくすべての地域は「甘さひかえめ」というものがナイと思いこんでいた私には、正直おどろきの受け入れやすさでした。
フルーツジュース
 マーケットなんかで目の前でミキサーでつくってもらうフルーツジュース。バナナやパパイヤ、パインなどの一般的なフルーツから、地方によってはココナツや苺まで種類も豊富。バナナとパパイヤ、ミルクのミックスで25円ぐらい、中ジョッキに1杯ぐらいたっぷりきます。
豆乳
 ほんのり甘い1杯17円の豆乳。高山病で食べ物が喉をとおらないときなどにどうぞ。ポトシのマーケットにて。
フルーツジュース
 不二家ネクターと同じ味。1リットルで1ドルほどと、ボリビアのジュースではかなり高い部類のはいるけどそれだけの価値はある味。
ワイン
 ワインだと思って買ったけれどアルコール分はたぶん1%未満。こってりとコクがあってとろりと甘い。700mlボトル1本150円ぐらい。
シンバ
 コーラより安い、ボリビア全国で飲まれているジュース。パパイヤ、パイン、ガラナなどがある。ガラナはほかのメーカーもそうだけど、日本でたまに売り出されてはすぐに消えていくガラナとは全然違いジンジャーエールのようなすっきりした飲み口。
プリン
 1こ17円のプリン。ややレモンの風味のするちょっとだけ甘い泡雪を盛ってくれます。日本でプリンと呼ばれてるやつはCrema de leche(ミルクのクリーム)という名前みたい。ゼリーなども種類豊富。逆さにして置いてるのはハエよけかただのディスプレイか・・・。こちらはスークレのメルカドセントラルにて。
アルマジロ
 サンタクルズからパラグアイに向けてバスで移動中、検問で降りたら炭火の上でじゅうじゅうと焼かれていたアルマジロ。結局食べる機会はありませんでしたが、けっこういい匂いしてました。
苦手なひとはクリックしないで
くすりや
 食べ物じゃないけど、一応ここにのせてみました。でもクチにはいるものかどうかはっきりわかりません。おそらくビアグラと呼ばれる精力に効くという木の皮とかも置いてあると思うけど、まじない師の屋台のように店先に動物の胎児のヒモノとかクビつりヒヨコとかがいっぱいあって恐怖。ちなみにリャマの胎児は家を建てるときに四隅に埋めて幸運のおまじないにするんだそうです。
苦手なひとはクリックしないで