予算と両替
お金の配分
&検討のヒント


お金の配分
TCに関するちょっとコワイ話
TCに関するちょっと耳よりな話

お金の配分
種別 解説
日本円現金 4千円〜
5万円ほど
 結論からいうと、長旅で、日本円現金の両替しやすい地域(東南アジア、ヨーロッパの有名観光地、北米とか)から離れる場合日本円現金は持っていても危ないだけかも。上記以外の地域の国では日本円の両替率はあまりよくありません。銀行のカードがあれば電車賃ぐらい日本に帰国したときに空港でおろせば済むので持ち歩く日本円はできるだけ少なくしたほうがいいでしょう。

【私が5万円持ち歩いていた理由】  出国当時は、少額持って出たのに途中で何をトチ狂ったか妹と落ち合ったときに日本円現金を持ってきてもらい、結局南米のパラグアイまでずっと5万円も持ち歩き続けてしまいました。

米ドル現金 $400〜
1,300ほど
 出国当時1000ドルほど持って出ました。途中両替して減った際には、
1)落ち合ったひとに持ってきてもらう
2)ATMから米ドルのおろせる国でおろす
(主な国は、レバノン、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、エクアドル)
3)現地通貨を多めにおろしてほかの旅行者と両替
などの方法で補充していました。

 安全のために現金は少なければ少ないほどいいとは言うものの、ドルの現金なしではかなり旅行しにくい、という国は結構多いです。私は残金が最低でも300ドルを切らないようにこころがけていました。

 米ドルが激減しやすい地域はトルコ、ブラジルなど。

日本円
TC
言えない
ぐらい
 私が予算の配分でやってしまった最大の失敗はこれです。1万円TC、2万円TCとりまぜて、ひとさまにはとても言えないほどたくさんつくってしまいました。日本円のTCなんて気軽に両替できるのはごくごくわずかな国で、あとは荷物になるだけ。メリットといえば、ドルのTCは相場によって価値が変わってしまうのに対し、日本円なら帰国してから「目減り」してないことぐらいか・・・。必要ないのでつくらないでください。
 ちなみに日本円TCのレートがひどく悪くはなかった国は、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、ギリシャ、ハンガリー、スペイン、南アなど。

US$
TC
$3000  出国当時は1000ドルだけつくっておいたけど、日本円TCがあまりに使えないことに気づき、途中で落ち合ったひとに買ってきてもらってさらに2000ドル補充しました。代理人が購入した場合紛失・盗難のときの扱いが変わってくるらしいので要注意です。
 米ドルTCは中東からアフリカにかけてかなり必要になり、南米のなかほどまでにほとんどなくなってしまったので、もっとつくっておいたほうがよかったと思います。

 また地域により、

  • 「〜のTCは偽TCが多い」
  • 「この国ではAMEXしか受け付けないところが多い」
  • 「この国の有名両替所チェーンではThomas Cookだけは手数料がかからない」
    などの差が出てくるので、TCも数種類のブランドをとりまぜてつくっておくと便利でしょう。王道としてはAMEXとThomas Cook半々ぐらいでいいんじゃないでしょうか。

  • 富士銀カード -  富士銀行のキャッシュカード。

    【利点】
     財形貯蓄預金口座をつくることで、提携するcirrusの海外ATMからもこの財形口座の預金を引き落としできるというすぐれもの。海外のATMでもcirrus提携カードが使えないATMはあまり多くない(使えないATMは、当該銀行カード専用機だったりしてVISAやマスターも使えないことがほとんど)ので利用価値は大です。

    【難点】
     ただし手数料が毎回200円かかるうえ、市場で1$=\107がつけられていた当時、1$=\115計算で引き落とされました。ぼったくりです。しかも紛失の場合の届け出は日本に自腹で国際電話するほか方法がありません。かなり危険なシロモノです。

    【参考】
     CITIBANKのワールドキャッシュ・カードでは手数料は同様ながらレートは悪くない、という評判です。ただしこちらは残金が30万円を切ると口座維持費が毎月1000円かかるというのが難。利用頻度や口座の残金を検討して選択するといいかもしれません。


    TCに関するちょっとコワイ話
     旅の途中で会った、同じく世界一周を目指す加藤くんは、出発初日に韓国で、現地のひとと部屋をシェアしたところが外出している間に荷物を切られ、CITIBANKでつくった米ドルのTC約5,000ドルぶんを盗まれてしまいました。
     すぐに気づいてCITIBANKのオフィスに連絡し、とりあえず当該TCの使用は差し止めるよう手続きをとってもらい、後日再発行の手続きのため自腹でトラブルの際の受付に電話しました。ここで担当になったひとに説明をしますが、部屋をシェアしたのは本人の責任として再発行を拒否されてしまいます。その後は何度電話してもとりあってもらえず無視して切られるようになってしまいました。
     注意して見ると、TCの同意書(購入控えの裏)には「購入、保管などに関する事項」として、「人が通常等しい金額の現金を保管する場合の注意と同様の注意をもって旅行小切手(TC)を保管していた場合〜〜〜再発行または払い戻しをいたします(以上はAMEXの購入控えより抜粋)」とあり、加藤くんの再発行が拒否された原因はこの点にあったんではと思われます。
     通常TCは盗難だろうが紛失だろうが再発行されるものと考えられていて、「控えを持っていれば再発行してもらえる保険つきの現金」として信用されていますが、このようなケースもあるようなので注意が必要です。

    TCに関するちょっと耳よりな話
     西武デパートなどに付属の大きいセゾンカウンターではトラベラーズチェックを扱っています。このセゾンカウンターでは、セゾンカードを提示すると、通常1%かかるトラベラーズチェック購入手数料が0.5%で済みます。(ただしカードが使えるわけではなく、支払いは現金のみ)

     $1000あたり$10の手数料が$5になり、「外国で盗まれても(原則的には)再発行できるお金が手に入る」と考えると、保険として決して損はないんじゃないでしょうか。

     ちなみに一番シンプルなセゾンカードは、年会費無料。にもかかわらずVISAかMASTER(どちらか)がジョイントしているカードなのでどこに行っても使えて便利。マイレージを貯める派の場合、年会費はかかるけれど旅行傷害保険もついているセゾン・ユナイテッド航空マイレージカードなどもオススメです。

     詳しくはセゾンのサイト